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簗川
岩手県盛岡市にある簗川は、岩手県中央部に位置し、その源を盛岡市東端の岩神山に発しています。流域面積は148.3平方キロメートルで、
一級河川に指定されています。簗川は山間部を西流し、根田茂川を合流しながら流下し、盛岡市街において北上川と合流します。
根田茂川
岩手県盛岡市に位置する簗川の支流です。この川は、岩手県中央部に源を発し、山間部を西流して簗川に合流しています。流路延長は約6.1キロメートルに及び、簗川とともに盛岡市の市街地を形成しています。
シーズンには、ヤマメやイワナだけでなくサクラマスも釣れるため、釣り人にとって魅力的な河川です。
また、簗川の鮎は、姿の美しさはもちろん味も香りも優れており、「清流めぐり利き鮎会」で準グランプリを4回も獲得しました(H22・H25・H26・H29)。「清流めぐり利き鮎会」とは、高知県友釣連盟が主催する利き鮎会で、全国各地の名川から自慢の鮎が出品されます。その中で準グランプリに何度も選ばれるのは、優れた河川環境と清流が保たれている証です。
美しい清流、簗川での釣りをぜひお楽しみください。

《地名の由来・伝承》・簗川(やながわ)
簗川の呼称の由来は、前九年の役に安倍貞任と源頼義の両軍がこの川を挟んで激しい合戦した際に落ちた多くの矢が川の流れを下ったので矢流川といったが、後に簗川と呼ぶようになったと伝えられています。
根田茂(ねたも)
根田茂村は、江戸期から明治22年の村名。地名の由来は、「根田面」で田の際。木炭を南部藩に献上しており、南部馬の産地でもあった。
・砂子沢(いさござわ)砂子沢村は、江戸期から明治22年の村名。
地名の由来は、地形によると考えられている。木炭・薪・椎茸の産地。
・川目(かわめ)川目村は、江戸期から明治22年の村名。
簗川の谷の出口に位置するので、川が山から平地に出るという意味で、名前は地形によるという。

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